グリア細胞
2008 / 03 / 09 ( Sun ) ☆晴れ。 □体調良し。 〇シバザクラ(ハナシノブ科)合意 芝桜好天あますところなし 石原舟月 ●昨日放送の番組のサイエンスゼロより 脳の神経細胞の周囲に多数ある「グリア細胞」に大変驚かされた。 神経細胞の10倍もの数が存在するといわれているグリア細胞だが、 今までその役割はせいぜい神経細胞をつなぎ止めておく程度しかないと考えられてきた。 しかしここ数年、グリア細胞の研究が急速に進み、次々と驚くべき重要な働きが見えてきた。 ①神経細胞のシナプスのスパインという突起の生成を促して、 思考や記憶といった脳の重要な働きを助けていることが解明されてきた。 ②また、病気やケガで傷ついた神経細胞から発せられるSOS信号をキャッチし、 ダメージから神経細胞を保護し、神経回路の修復に貢献する働きもあることが解明された。 ③しかしその一方で、ダメージが大きい場合はグリア細胞が異常に活性化され、 健常な神経細胞を食べるという相反した働きがあることもわかってきた。 こうした異常に活性化したグリア細胞は、アルツハイマー病に関与するとも考えられ、 グリア細胞が活性化するメカニズムの解明や、薬によるグリア細胞の活性化の制御など、 アルツハイマー病の治療や早期発見につながる研究も行われている。 脳の中で知られざる働きをするグリア細胞の機能や応用について迫る。 ( http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp200.html 以上、サイエンスゼロより全文引用。) スポンサーサイト
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